昭和元年創業 伝統と進化への挑戦
伝統を守り 新しきを追求するいづ屋の姿勢
この屋号は、初代の故郷である「伊豆」に由来しています。その昔、遠い海から運ばれてくる魚は、山梨の人たちにとって貴重な「贈り物」でした。先代達がその一つ一つを丁寧に調理し、皆様にもっとも喜ばれる形で振舞ってきました。これから、地元山梨のため、そして大切ないづ屋の暖簾を四代目として守りながら、一生懸命精進していきたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
魚選びから 最後のひと手間まで丹精込めて
18歳でこの道に入り、東京銀座の店での修行を積み、ミシュラン2つ星店での経験を経て、今こうして皆様に自分の料理を食べていただけるまでになりました。
お客様にお出しする瞬間まで、なに一つ手を抜く事はしません。仕入れは私自身が築地へ行き、自分の目で確かめて魚を選びます。お店に届いた食材を丁寧に仕込み、最後のひと手間を加えるまで全てが真剣勝負です。
いづ屋の料理と山梨のワイン この二つを伝えていくことが私の使命
国内だけでなく、海を超えて高い評価を得ている山梨のワイン。そのぶどうの産地である山梨にいづ屋があり、私もここで育ちました。そんな私がいづ屋の料理を通じて、ワインの味わいを伝えていきたいという想いを抱くのはごく自然のことでした。ともに地域に愛され育てられてきた「味」として、私たちが恩返しとしてできることは、その味の素晴らしさをより多くのひとに伝えていくことだと想っています。